2007年11月24日土曜日

十一月二十四日 旅の衣は篠懸の

手首の弁慶はいつだって赤い顔しているけども、私は寒くて青い顔をしている。
いい加減コタツを使おう。

2007年11月22日木曜日

十一月二十一日 鬼とさつまいも

鬼とさつまいもの関係はわからないけども、鬼のパンツも、ホクホクのさつまいもも黄色だから、私は好きだ。

2007年11月17日土曜日

十一月十七日 二時間

本当はもっと時間をかけたかったのだけども、ウサギも太陽も待っちゃくれない。
秋の午後はショッピングには短すぎる。

2007年11月16日金曜日

十一月十五日 すり替えたい

肩こりではなく片恋ならいいのに、と思いながらパソコンとにらめっこ。
「片恋はもっとつらいかもよ?」とウサギに言われた。

2007年11月14日水曜日

戸締りのドジ

男は戸締りは済んだと思っていた。
けれどもドアは半開き、
ドブネズミが彼の外套と帽子を齧った。
男がほんの居眠りをしている間のことである。 


There was an Old Man who supposed,
That the street door was partially closed;
But some very large rats,
Ate his coats and his hats,
While that futile old gentleman dozed.

エドワード・リア『ナンセンスの絵本』

2007年11月13日火曜日

十一月十三日 もう一度

もう一度したい、ってのはずいぶん減った。子供が何十回も続けてじゃんけんしてる時のような気分は貴重だ。
「ねぇ、もっとしようよ!」
ウサギは呆れているけども。今は嫌になるほど味わいたいんだ。

2007年11月12日月曜日

十一月十二日 振り向けば猫

階段を昇る猫を見送り、振り返ると、また別の猫がやってきた。三毛だ。
「きみもこの階段を昇るの?」
ヒゲがぴくりと動いてYESと言う。
猫が昇るこの階段の上には、何があるんだろう。聞いても猫は答えない。
じゃあ、昇ってみれば?いや無駄なこと。
わたしが昇るこの階段と猫の昇るこの階段は、同じ顔をしているけども、違う場所に通じているに違いないから。