2026年9月15日火曜日

崩れる紙76

ルウバが【私の本】を音読するのをテクネは子守歌のように聞いて育った。テクネの「ねぇトク、どうして?」をきっかけに、私とトイは議論を深めることもよくあった。素朴な質問が多かったテクネも段々と本格的に議論に加わるようになり、おかげで当初予想していたよりも多くの本を書くことになった。