超短編
節回しも独特でメリスマが多く、発音とともに苦労した。ようやく一通り覚え、トイの笛の伴奏で、ゆっくりと歌えるようになった頃、扉が開いた。「ルウバ!」トイが駆け寄る。「はじめまして、トク。トイの親です」トイの親、司書の子が自動人形に作り変わり、眠りから覚めたのだ。司書と瓜二つである。