2007年3月8日木曜日

三月七日 素敵なモノサシ

タロウさんのバカバカシサモノサシで身体を測ってもらったら12バカバカシサだった。もう少しあるかと思ったのに。
ウサギは23バカバカシサだった。
「そんなバカな」
と文句を言いながら、ドーナツをピンと立てた耳に次々通していた。

2007年3月6日火曜日

三月六日 星空に本心を映す

昨日と打って変わって、星空だった。お月さんも「どうだ」と言わんばかりに輝いている。
今夜のような星空を、誰と一緒に見たいだろうか。
最初に思い浮かんだ人が、たぶん今一番恋しい人だ。
意外な顔が脳裏に現れて、動揺した。

2007年3月5日月曜日

三月五日 不機嫌な月

ものすごい勢いで雲が流れて、お月さんはなんだか鬱陶しそうだ。
「低気圧だから、しょげてんだな、アイツも。」
と通りすがりのお兄さんも月を見上げて呟いていた。
まったくだ。

2007年3月4日日曜日

三月四日 髭なし髭おじさん現る

髭なし髭おじさんがバイクを飛ばして家にやってきた。
髭なし髭おじさんは、どういうわけかウサギと意気投合し、大きな声で語りあっていた。
髭なし髭おじさんがウサギを構ってくれたおかげで、ずいぶんゆっくりできた。
部屋のドアをきっちり閉め、耳栓をしたけども。

2007年3月3日土曜日

三月三日 ビターチョコレート

99%のチョコレートはすっと舌の上で消えた。
「どうだ? 苦かっただろ?」とウサギが意地悪な声を出した。
「ちっとも」
このチョコレートより苦いものを、私はいろいろ知ってるもの。

三月二日 懐かしくない理由

懐かしの映像に懐かしさを感じないのは、どう説明したらよいか。
七年前も経っているんだけどなぁ。
とぼんやり思っていたら、ウサギに悪態をつかれた。
「それは年を取ったからだ。」
「時間の流れに鈍感なんだな。」
「惚れかたが不純なんだよ」
どれも間違っていないが的は得ていないと思う。
結局よくわからない。

2007年3月2日金曜日

三月一日 てるてる坊主割れる

飴玉袋に付いていたてるてる坊主が落ちて割れた。
雨が降るかと思ったけれど、相変わらず晴れたままだ。