2026年7月26日日曜日

#夏の星々140字小説コンテスト「器」投稿作

「火事だ!」の声に慌てて外へ出ると、既に消火器を持った人がいた。火がみるみるうちに小さくなっていく。消火器を持った人はマッチ棒のような人に頭を下げさせた。「暑い日はすぐに火が出ちまうね、お前さんは」と拍子木を持った人にからかわれる。三人は仲良く連れ立ってどこかへ行ってしまった。