2025年8月19日火曜日

暮らしの140字小説31

八月某日、晴。夏は茄子。丸いの、白いのを焼いたり蒸したりして食う。今年はなかなか水茄子に出会えなかったのだが百貨店でやっと求めることができた。こちらは生で食う。切れ目を入れたら手で割いて、塩を振って洋橄欖の油を垂らして食う。他にも思い出深い夏の茄子があるのだが、八年食べていない。