2012年12月4日火曜日

暗夜回路

クリスマス間近のある夜の話だ。


目隠しをしたトナカイと黒いサンタクロースが、世界中のネオンという、ネオン、イルミネーションというイルミネーション、ローソクというローソクをを消していった。


みんな眠ってしまった。子供も大人も。誰も気が付かない真っ暗な夜。


黒い線が繋がっていく様子は、数人の宇宙飛行士が目撃したけれども、彼らは地球に帰還してもそれを公にすることはなかった。


美しすぎたからだ。



12月5日から、東京堂書店で恒例の「豆本ツリー」が始まります。


同時にがちゃぽんも開始。


私は、ツリーに「比較動物超短篇」、がちゃぽんに「凍った音」を出品します。


豆本ツリーにはたくさんの作家の豆本が、オーナメントのようにクリスマスツリーにぶら下がっています。


ご購入の際は、ツリーから外してレジにお持ちください。よろしくおねがいします。