2003年11月5日水曜日

主水くんに内緒の楽しみのこと

主水くんと掃部くんが帰ると、ションヴォリ氏は夜のおやつの時間だ。
掃部くんのポケットに入っていたチョコレートやビスケットを食べる。
どんなことがあっても6時5分には帰ってしまう主水くんは
ションヴォリ氏の夕飯を作らないことがしばしばあるのだ。
そんな時、ションヴォリ氏はお菓子だけですます。
しかし、これはションヴォリ氏にとって、ささやかで大きな楽しみだ。
三時のおやつには食べさせてもらえないお菓子をたっぷり食べられるのだから。
おなかいっぱいになったションヴォリ氏はふと掃部くんのことを思い出した。
「カモンくんはちゃんと眠られるかな?」