スケートボードに乗った少年が、猫に挨拶する。
「おはよう!」
もうすぐ午後三時である。続けて少年は猫に言う。
「いい天気だね!」
空を見上げれば、低い雲。今日は三月とは思えない寒さだし、明日は雪の予報だ。
私だけ、違う世界に居るのやもしれぬ。
2016年3月8日火曜日
三月八日 ダンボール
大きいダンボールに中くらいのダンボールを入れて、中くらいのダンボールに小さいダンボールを入れて、小さいダンボールにもっと小さいダンボールを入れて、そして豆本をそっと入れようとしたら、大きいダンボールが大きすぎて、一番小さいダンボールに手が届かない。 ぐっと手を伸ばしたら、大きなダンボールに転げ落ちて、ここがどこだかわからない。
2016年2月25日木曜日
二月二十五日 ヤギさん
郵便配達員が、携帯電話で話をしている。気難しそうにウロウロとスクーターの周りを歩きながら、「はい、はい。ヤギさんが。はい、こちらでも把握しておりますが、はい」
八木さんがどうしたのだろうか。そういえば、最寄りの郵便局の窓口に八木さんという人がいる。先日、八木さんからヤギの図柄の切手を買った。
家に着く。最近、玄関に立つと、小さな聞き慣れない音が聞こえる。どこから聞こえるのかわからない。少し気になるが、家に入るとすぐに忘れてしまう。
一息入れて、ラジオを付けると「小さなヤギによる郵便物の盗難が多発している」というニュースが流れた。
慌てて玄関に出る。ポストに近づくと、あの小さな音がはっきり聞こえてきた。紛れもなく咀嚼音。
八木さんがどうしたのだろうか。そういえば、最寄りの郵便局の窓口に八木さんという人がいる。先日、八木さんからヤギの図柄の切手を買った。
家に着く。最近、玄関に立つと、小さな聞き慣れない音が聞こえる。どこから聞こえるのかわからない。少し気になるが、家に入るとすぐに忘れてしまう。
一息入れて、ラジオを付けると「小さなヤギによる郵便物の盗難が多発している」というニュースが流れた。
慌てて玄関に出る。ポストに近づくと、あの小さな音がはっきり聞こえてきた。紛れもなく咀嚼音。
2016年2月10日水曜日
2016年1月16日土曜日
2016年1月3日日曜日
登録:
投稿 (Atom)
