超短編
これまで書いた詩を、物語を、すべて燃やして灰にしたい。その灰を空地に撒けば苧が繁茂するだろう。苧から繊維を取り、織って、身に纏う。かつて吐き出した言葉の成れの果てで紡いだ布でこの身を包み、痛みに耐えるべきだ。だが、叶わない。私の言葉は紙の中にはなく、液晶画面に表示されるのみ。