2005年10月17日月曜日

操り人間と発条ネコその5

安田が歩いていると、ごぼうが「コンニチハ、安田さん」と言った。
「こんにちは」と最高の笑顔で返してから
「はてな、ごぼうの知り合いはいたかしらん」
と考えていたら、転んだ。
背中の上に頭を乗せたまま、ごぼうの知り合いについて考えているうちに眠ってしまった。
キンキュウジタイは安田の22メートル後にいる。