2002年8月8日木曜日

追い駆けっこ

コーヒー豆がなくなったので、瓶を洗ってから新しい豆を入れることにした。
ところが、いくら洗っても匂いがとれなかった。
匂いと言ってもコーヒーの香りだし、また豆を入れるのだから、と思いつつ、なぜか手が止まらなかった。
僕は瓶の中に鼻をつっこみ、蛇口を全開にして、洗剤塗れになって、汗をかいていた。
気付いた時、僕はコーヒー豆に追いかけられて息があがっていた。