2002年3月21日木曜日

流星と格闘した話

夜中に散歩をするのが好きだ。家々の灯りも消えた中、靴音と呼吸のリズムに没頭する。

角を曲がったところで、流星が勢いよくぶつかってきた。

「おい、なにするんだ」

俺は、流星に馬乗りになり殴りかかった。

流星に反撃され、形勢逆転。

「あ。ちょっと待ってください」

俺の顔を見た流星が言った。

「はあ?」

流星は、青く輝いていた。急用らしい。

「すみません、どうやら着地点の計算を誤ったようです」

「……人違いと言うことか?」

「はい、申し訳ないです。大変失礼しました。急ぎですので、失礼します」

そう言うと流星は消えていった。

パーンと黄色い光が遠くに見えた。今度は上手くやったらしい。