超短編
七月某日、曇。鳥たちがよく鳴いている。雉鳩、鶯、烏、時々たぶん尾長。それぞれが気ままに話しているようだ。鶯はずいぶん長いこと気持ちよさそうに歌っているし、烏たちは遠くまでよく届く声で何事かを話している。この雉鳩は妙にせっかちな鳴き方をする。そんなに慌てなくてもよいのだよ、と呟く。(140字)