2004年5月23日日曜日

流刑囚の留守宅に累累とルビーと瑠璃が積もっている。
それを見つけたのは近頃涙腺のゆるいルンペンだった。彼はルーペでルビーと瑠璃を観察すると、涙を浮かべながら
「ルビー(るびぃ)と瑠璃(らぴすらずり)を見つけました」
とルビを振った手紙を付けてルクセンブルグにあるルーブル美術館に送り付けた。
ルーマニア人の館長は「ルネサンス期のルミノール反応が認められる」と大喜びだ。