超短編
二人の顔を見比べて、呆気に取られていると「トイといいます。私も将来は自動人形になると思います」と司書と並んでみせた。「司書は私の二代前で。単性生殖なのです。生物として生まれますが長命な者は身体が人形化するのです」俄には信じ難い。「付喪神の逆のようだ……」と、かろうじて私は応えた。