超短編
ある日、早めに本を読み終え、散歩に行くか書き物をしようか迷っていたところに人がやってきた。初めて食事を運んでくれる人に遭遇したのだ。その若者は自動人形の司書にそっくりだった。背格好も声も仕草も。もちろん自動人形よりも滑らかな声と動きだが。「伝説の篤学者! やっとお会いできました」