超短編
ログハウスの天窓から朝日が差し込む。眩しくて寝ていられないから、散歩に出た。日差しは強いが空気は乾いていて心地よい。木々の葉はうるさいほど緑だ。緑の声に誘われるままに歩いていると、突然、強い冷気を感じた。「ごめんごめん」と引き返す。