懸恋-keren-
超短編
2022年7月7日木曜日
天の川 #文披31題 day7
近年、例の二人がやけに恥ずかしがりになり、年に一度の貴重な機会だというのに逢瀬を躊躇うようになった。事を重く見た天帝は『天の川の渡り方』という指南書を自ら執筆、二人に渡すことにしている。
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