懸恋-keren-
超短編
2008年7月31日木曜日
花散る午後
猫という猫が昼寝せずにはいられない午後のぬくもり、花びらはちょっとした悪戯を思い付く。
風に吹かれて猫から猫へ。鼻先をちょっと掠めて、キスをする。猫という猫は、くしゃみをして、ちょっといぶかしそうに辺りを見回す。ふたたび微睡む。
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