懸恋-keren-
超短編
2008年7月14日月曜日
異文化交流
異星人と出会ったらどうする?と息子に聞いてみた。
「いらっしゃい、といって、お茶をだす」
息子は5歳だ。なかなか賢く、渋いと思う。親バカである。
「お茶が飲めないと断られたら?」と意地悪に聞いてみる。
「なにが飲めますか?ときく」
よろしい。相手は習慣や好みどころか、違う星の、違う生物なのだ。我々には想像のつかない体質かもしれない。柔軟に対応しようではないか。
ピンポーン
おっと、早速お出ましだ。息子よ、座布団を出してきなさい。
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