懸恋-keren-
超短編
2008年3月6日木曜日
すみませんでした
謝ることができれば、いいのに。これまで書いた物語たちへ。
でも、一度動き出してしまった物語を、止めることは出来ない。作者といえども。
羊に食わせてやりたいが、生憎紙じゃない。
いや、羊の腹に入ったとしても、意味のないことかもしれない。
一度動き出した物語は、それを綴った文字が消えてしまっても、物語を紡ぎ続けているのだ。わたしが物語の紡いだ糸を見つけられないだけの話。
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