超短編
司書とルウバが手早く三体の自動人形の「遺体」を古代文字が書かれた紙で包む。準備が出来た。「読めなくても文字を目で追って」と、ルウバに耳打ちされる。トイの笛の音を伴奏に、葬送の歌を歌い始める。あれほど練習したのにひどく緊張した。人から人形に渡る悠久の生を労い、土に帰ることを言祝ぐ。