懸恋-keren-
超短編
2007年1月30日火曜日
一月三十日 眠る子供たち
少女は、すうっと突っ伏して眠ってしまった。
つられて、少年も瞼を下ろした。
二人の発する甘い眠気が狭い部屋に充ちた。
わたしは、深く息を吸い込む。
ミルキーみたいだ、と思った。
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