懸恋-keren-
超短編
2002年8月17日土曜日
さよならはキスの後で
一体、俺は何時間かけてコーヒーを飲んだのだろう。
朔月の空を見上げて自虐的に笑ってみる。
月すら一緒に居てくれないのか、今夜は。
秋の気配を夜風に感じたのは愁いのせいだろう。たぶん、そうだ。
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