夜道とはいえ、ずいぶん暗い道だ。吸い込まれそうに黒い道路を歩く。歩き慣れた道だが、こんな闇のような道だっただろうか。
そういえば、足元がふわふわする。アスファルトの感触ではないぞ、これは。
それに、なんだかずいぶん背が高くなった気分……なんて悠長なことは行っていられない! 空中だ。屋根の高さを歩いているのだ。では、歩いているこの道は、一体何だ?
そう思ったら、道がめくれあがってバチンと飛ばされた。
尻餅を付いて見上げたら、巨大なコウモリが月夜に羽ばたいていた。どうやらあのコウモリの上を歩いていたらしい。
もう少し空中散歩を楽しみたかった気もする。
超汗かきで超寒がりなわたくしめには、今年は七分袖の服を着る機会がない予感がします。
月曜日に風邪引き、火曜日に病院に行きました。
鼻水はどこからくるの?