懸恋-keren-
超短編
2008年8月13日水曜日
さみしい
さみしくなくなりつつあるのがさみしいので、毎日あなたのことばかり考えています。
時々夢の中で会うあなたは、今のあなたですか?
記憶の中のあなたとは、少し違っていて、虚ろで微かで、夢の中のわたしはあなたの声を聞こうと必死です。
何か心配事があるなら、どうしよう。
会いに来てくれただけなら、それでいいです。
さみしくなくなってきたのに、目が覚めるとやっぱりさみしいです。
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