懸恋-keren-
超短編
2006年9月20日水曜日
巨峰の目玉
彼は仕上げに目玉を入れてくれた。眼窩にキスをされたと思ったらちゅるん、と目玉が入ってきた。はじめに右目、そして左目。甘い汁と彼の唾液がわたしの涙となって頬を伝う。
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