コイが鯉濃をすすっていたらコケティッシュなコアラが言った。
「あら、共食い」
コイは高熱を出した。後悔した。
コアラは公園で恋に落ちた。狡猾そうなコウモリに。
コアラは腰を振り恋の歌を歌いながら身を焦がした。
コウモリは困っていた。高価な蝙傘をどのように売り付けるか。
公衆電話で傲然なゴリラと交渉をはじめた。
ゴリラは興奮していた。高利貸しで高額な金を手に入れたのだ。
小踊りするゴリラを見てコオロギは恐がった。
小癪なコオロギは蒟蒻を拵えコスモスを摘んでコックピットに向う。
婚約者のコイに会いに行くため。