懸恋-keren-
超短編
2020年11月9日月曜日
一つ星 #novelber day9
旅していた星がそろそろ空に帰ろうかと辺りを見渡した。ところが水平線を見誤ったのだ。空だと思ったところは紺碧の海で、星はまもなくここが空ではないことに気が付いたが、居心地がよかったので海の一つ星として暮らすことにした。
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