懸恋-keren-
超短編
2002年9月4日水曜日
悩み
俺は悩んでいた。
家に居ては絶望するばかりなので、駅前の喫茶店に行くことにした。
幸い、時間は有り余っている。
気の済むまでコーヒーでも飲んでいればいい。
その行き帰りの道のりも運動になっていいかもしれない。
早速出かけようと、靴を履きながらハタと気付いた。
喫茶店では悩みが深まるばかりだ。
俺は今、眠れなくて困っているのだ。
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