懸恋-keren-
超短編
2008年9月22日月曜日
お #000000
惜しみなく音楽を送り続ける。
大きすぎるオルガンがオギュスタ・オルメスをオートマチックで演奏する。
オランウータンがお馴染みの音頭でお尻を振っている。
遅かれ早かれオルゴールにも汚染が及び、踊り始めるだろう、とお月さまのお告げがあった。
思わず雄叫びを上げたオランウータンは、己の大声に驚いて、落ち込んでいる。
「お」#000000
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