懸恋-keren-
超短編
2007年4月22日日曜日
四月二十二日 時計猫
新しい猫は、時間に厳しいに違いない。大きな時計の側にいつも立っている。
きっと朝起こしてくれたり、時間を知らせてくれたりするだろう。
そう期待していたけれど、猫は昼まで寝ていた。やっぱり猫だ。
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