懸恋-keren-
超短編
2004年3月18日木曜日
く
黒眼鏡の組長は臭い靴を食い散らかす癖があった。
九月のある日暮れ、黒眼鏡の組長は鎖で首をくくられくたばった。
くよくよ悔やんでもしかたない。
組長が雲の上で苦しんでるよ。
供養してやりな。それが功徳ってもんだ。
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