懸恋-keren-
超短編
2002年5月3日金曜日
電燈の下をへんなものが通った話
電燈の下を何かが通ったような気がして振り返ったが、何もなかったので再び歩きだそうとすると、また何か緑色の光がすぅっと通ったのでもう一度見ようとしたが、何も見えなくてあきらめようとしたのに、今度は耳のような形のものが跳ねるのを、確かに見たような気がするのだがよくわからなかった。
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