左手の中指を虫に刺された。二ヶ所も。真っ赤に膨れた指を曲げ伸ばすと、ぎしぎしする。生憎、塗り薬の類は持っていない。
すると唐突にウサギが現れて「痒いんだろ」と、べろべろと指を舐め出した。ウサギの唾液には痒み止めの作用があるのかしらん、と思ったら、なんのことはない、もっと痒くなった。
2007年10月16日火曜日
十月十六日 雨が降るから
どんぐりのしるこを食べていたら、雨が降ってきた。
こんなに油っぽい雨では、ピアノの音は狂ってしまうし、郵便ポストの赤いペンキはだらだらと流れ剥げてしまう。明日はどんぐりを拾えないだろう。
こんなに油っぽい雨では、ピアノの音は狂ってしまうし、郵便ポストの赤いペンキはだらだらと流れ剥げてしまう。明日はどんぐりを拾えないだろう。
2007年10月14日日曜日
十月十四日 シャワーラジオ
お風呂に入りながらラジオを聴いていたら
「入浴中に番組をお聴きのあなた」とラジオの中の人が言う。
ハイ!と思わず返事をして、それからなんとなく赤面した。ラジオの中の人には、わたしの裸も勢いよく返事したのも、見えないはずだけど。
「背中や足の指もよく洗ってくださいね。それから太ももの裏も忘れずに」とさらにラジオの中の人が言う。
今度は小さな声でハイと返事をして、いそいそと石鹸を泡立てた。やっぱり見えているかも、と思いながら。
「入浴中に番組をお聴きのあなた」とラジオの中の人が言う。
ハイ!と思わず返事をして、それからなんとなく赤面した。ラジオの中の人には、わたしの裸も勢いよく返事したのも、見えないはずだけど。
「背中や足の指もよく洗ってくださいね。それから太ももの裏も忘れずに」とさらにラジオの中の人が言う。
今度は小さな声でハイと返事をして、いそいそと石鹸を泡立てた。やっぱり見えているかも、と思いながら。
はっきりと肥満体
ハーストのおじさんは、発散したくなくても酒を飲む。
「滅多にないほどのメタボになるぞ」と言われると
「はぁ、滅相もない」と答えた。
相当丸いハーストのおじさん。
There was an Old Person of Hurst,
Who drank when he was not athirst;
When they said, ‘You’ll grow fatter,’
He answered, ‘What matter?’
That globular Person of Hurst.
エドワード・リア『ナンセンスの絵本』
2007年10月13日土曜日
頭を抱える熊
ペルーのおっちゃんは、何をしたいのかわからない。
髪の毛をペロリと抜き抜き、熊のようにウロウロしている。
実に弱気なペルーのおっちゃん。
There was an Old Man of Peru,
Who never knew what he should do;
So he tore off his hair,
And behaved like a bear,
That intrinsic Old Man of Peru.
エドワード・リア 『ナンセンスの絵本』より
2007年10月12日金曜日
登録:
投稿 (Atom)