2024年10月18日金曜日

秋の星々140字小説コンテスト「長」未投稿作

文字が泳ぐ湖に網を投げるのに憧れましたが、私の腕力では引き上げることはできませんでした。結局、自分で作ったタモ網のようなものを使っています。網は見様見真似で編み、柄は箒だった竹の棒です。長さが丁度よいのです。それで掬い上げた140個の文字を並べたものが今あなたが読んでいるものです。