超短編
何もしないと決めた日曜日、椅子に座り部屋に入る日差しをただただ見ていた。部屋は思った以上に刻々と変化する。春の明るい日差しを感じながらハムレタスサンドを食べた。西日に照らされて輝く埃を見て、掃除したくなるのをぐっと堪える。電気も付けず暮れるのに任せていると月が笑うのがよく見えた。