懸恋-keren-
超短編
2007年12月20日木曜日
十二月十九日 三宅さん
「三宅さん」
寝ぼけた少女は、ノートにそう記した。
「三宅さんって?知ってる人?」と尋ねるが、三宅という名の知り合いはいないという。
少女は、三宅さんを探す旅に出ると言って、夜の町に出て行った。
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