懸恋-keren-
超短編
2007年12月2日日曜日
十二月二日 必要な印鑑に、必要なもの
印鑑を探して、ベッドの下に潜ったら頭をぶつけた。
痛いのでベソをかいたら、ウサギが赤い舌であっかんべーをする。
なんて意地悪をするんだ、痛くて泣いているのに、と思ったけれど
いつまでも舌を出しているので、よくよく見たら朱肉だった。
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