2025年10月23日木曜日

#秋の星々140字コンテスト「後」投稿作

少年は行進の最後尾に加わった。人々は愉快に歌い踊り、練り歩く。少年も美しい歌声で喝采を浴びる。不意に行進の先頭のことが気になり少年は走った。長い行列の先には豪華な柩を引く馬がいた。葬列を逆走しながら声を張り上げる。「誰か死んだんだ!」「王様かもしれない」叫びは群集に紛れ消散する。


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一次選考通過