雨の日の外出は少し憂鬱で少し楽しみだ。雨はイヤだけれど、気に入りの傘とレインブーツをお供に出かけられるからだ。
レインブーツは私なんかより、もっとウキウキしていたらしい。
興奮しすぎた右足は左足を踏み、私は危うく階段を転げ落ちるところだった。
おかげで私は道中ずっと、レインブーツに説教し続けなければならなかった。
そうでもしなければ今にもチグハグなスキップをしそうだったから。
Rain‐Boots ☆Boogie-woogieというタイトルで以前にも書いたことがある。
たぶん、おかあさんといっしょの「ボログツブギ」の記憶(好きだった)せい。