懸恋-keren-
超短編
2015年3月17日火曜日
三月十七日 目打ち
目打ちで指を刺した。出血が思ったより多いので、絆創膏を貼る。
しばらくして指を見ると、絆創膏に滲み出た血が、目ん玉のように見えた。
「目打ちの名に恥じぬよう……」
と、ウサギがぼそっと呟いた。
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明日、超短編を書き始めて=このブログを始めて、13年周年。
年をとるわけだ。ほそーくながーく続けていきたいと思っています。
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