懸恋-keren-
超短編
2009年2月27日金曜日
色白日和
雪化粧した紅梅を見てときめいたのは、頬を赤らめた色白のあの娘に似ていたからだった。
それを思い出すために、梅園をぐるりと七周もした。その間に私の差していた黒い傘にはずっしりと雪が積もり重たくなった。これもまた、あの娘を抱いた時の重みを思わずにはいられない。
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